体験談 小学生

小学生~衝動性食欲発動→肥満~

衝動的に食べるようになりました。

今でももちろんそうなのですが、衝動的に食べていました。

食べ物があれば気が付いたら口に運んでいるという事が増えました。

小学1年生になってからだと思います。

それまで少食だったのが、晩御飯やおやつなどあるだけ食べるようになりました。

お腹いっぱいだから残すという選択肢はありません。

ただ、当時は野菜は無視していたような気がします。

白米のおかわりはしなかったと思いますが、とにかくテーブル上のおかずを食べまくりました。

学校の前に駄菓子屋さんがあり、そこでも月々貰っていたお小遣いで友達と買い食いしていました。

当時は駄菓子は1個10円でした

僕が一番食べていたような気がします。何回も駄菓子屋さんに出入りして買って食べてました。

結構自転車で走り回ったり、放課後に校庭で遊んでいたのですが、摂取カロリーが上回っていたようです。

小学3年生の頃からはクラスで2番目くらいに太っていました。

中学の時はテニス部で運動していたため、体重は徐々に増えましたが身長も伸びたので痩せたように見られました。

ただ、当然のようにリバウンドしました。

発達障害の傾向が表れる時期は人それぞれ

発達障害は先天性なので生まれつき持っている障害ですが、1歳くらいから症状の出る子もいれば8歳くらいからでも症状が出始める子供も多いそうです。

注意欠如については幼稚園くらいから。

多動については小学校に入ってすぐ担任の先生から落ち着きがないと言われていました。

衝動性に関しては恐らく徐々に出始めてきたんだと思います。

衝動性の向かう先は個人個人で違います。

僕のように食べ物に行く人もいれば、芸術や勉強などに行く人もいます。

残念ながら小学生の頃の僕の衝動の行きつく先は食べ物とゲームだったようです。

食べ物は外見に出るのでほんと厄介です。

「食べるのやめろ」と言われて精神論で徐々にでもやめられるなら恐らく衝動性ではなく、摂食障害やストレスなどになるかと思います。

衝動性は精神論でどうにかなるものではありません。

ほぼ依存に近いです。

大人の場合

大人になると労働でお金が手に入るため、外に出れば食事三昧です。

美味しそうと思えば、お腹いっぱいでも関係なく食べ物にありついています。

終いには生活習慣病として血液検査で色々と数値に出てきました。

痛風に関しては20歳で発症しました。

解決策

これは、どんなに注意しようが食べ物を隠そうが衝動性や肥満の改善はされません。

まず精神論では解決出来ません。これがわからないといつになっても進歩がなく時間の無駄です。

衝動を抑えるにはどうすればいいか?

答えはADHD向けの薬です。

ADHD向けの「ストラテラ(ジェネリック:アトモキセチン)」は衝動性を抑えてくれます。

また、肥満に関してはメディカルダイエット薬があります。

現代は食欲を抑える薬や、エネルギーを吸収しないようにする薬が気軽に手に入るようになりました。

詳しくは医師に相談してください。

「薬に頼るなんて」という人がいると思いますが、あくまで本人の問題なので外野ではなく本人が決めるべきです。

対象がお子さんなら、親が衝動性について理解しその上で心療内科等で相談してください。

私は大人(40代前半)になって、ようやく食欲を落とすことが出来ました。

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