運動面は記録が悪すぎでした
発達障害者は
「運動神経が悪い」とか、
「体幹がダメ」って聞いたことがあるのですが、僕もそんな感じでした。
持久力がとにかく酷い
小学校では毎年スポーツテスト(体力測定)を5月頃にやっていました。
50m走や走り幅跳び、持久走、垂直飛びなどを測定します。
その中で持久走の成績が最悪でした。
100mほど走ると息が上がり、ぜえぜえと喉が苦しくボロボロになっていました。
足は上がらず、周回遅れになり何とかゴールしましたがクラスではビリだったと思います。
高校の13キロのマラソン大会もこんな感じでした
また、踏み台昇降後に脈を計り、その脈拍数によって点数が決まる当時意味不明のテストもあったのですが、E判定(一番悪い)でした。
恐らく脈拍が早すぎたんだと思います。
今もそういうテストあるのかな?
立位体前屈がマイナス
他の子は柔らかいのに僕はつま先に全く手が届かず、あいたたたと呻いてました。
ここで他の子と自分は違うのか?と初めて疑問を持ったような気がします。
持久力と合わせて6年間こんな感じで、担任によっては嫌味を言われていました。
体の柔らかさというのは、今でもどうにもならないと思っています。
マラソン大会
毎年冬になると、校内マラソン大会が開催されていました。
これはほんとに嫌でした。
スポーツテストですでに持久力は最悪という事がわかっていたので、成績は悪いだろうなと思って少し諦めていました。
追い打ちをかけるように毎朝練習と称してマラソンをやらされました。
1回だけ嫌なことを終わらせればいいと思っていたのに、毎日なんて拷問すぎでした。
当然練習しても持久力はつきませんでした。
マラソン大会は小学校低学年の場合は1.5kmだったのですが、100mで疲れる僕としては気が遠くなる距離でした。
当日スタートしてから即追い抜かされ、ビリの方を終始走っていました。
頑張ろうとは思っていたのですが、体がついていきませんでした。息があがり、その息で喉を傷めたかのように激痛が走る中、ふらふらとゴールを目指しました。
88人中81位という結果の数字は覚えています。
以後毎年高校を卒業するまでマラソン大会という地獄を味わう事になりました。
持久走は今でも苦痛です。30代になると、ほんのちょっと走るだけで頭が揺らされるせいか血圧が高いせいか、頭痛が起きていました。
といってもマラソン大会はもうないですし、走る機会はそうそうないので良しとします。
ジョギングダイエットは確実に向いてないですね。
親や教師達が唱えていた根性論はとにかく無駄でした。
持久力が無い原因
30代後半の時にわかったことなのですが、心電図をとった際不整脈と診断されました。
国立医療センターで精密検査が行われたのですが、これは運動不足とか食事とかの生活習慣病ではなく、生まれつきそのような因子があったのだろうという事がわかりました。
心電図なんて10年に1回撮るかどうかでしたので気づきませんでした・・・。
「子供の頃から疲れやすかったんじゃないか?」と言われ合点がいきました。
中学の頃テニス部で3年間毎日朝晩休みなく運動しても体力が全くつかなかったのでおかしいと思っていました。
高校の頃も13kmのマラソン大会で時間内に走り切れず、補習でさらにマラソンを追加されと散々でした。
恐らく今後も体力がつかないと思います。
今後は頭痛が起こらなさそうな適度な運動はやった方がいいなと思いました。
でも海沿いをランニングする人達を見ると、羨ましく思えますね。
どの場合でもそうですが、原因を知る事は大切だなと思いました。