ADHDと食欲の結びつき
幼少期は写真で見る限りは普通か痩せていました。たしか20kgくらいだったと思います。
これが小学1年生の終わりの頃には、肥満体型になっていました。
小学校に入学した頃から、晩御飯で出されたものは片っ端から食べました。
お腹いっぱいだから途中で止めようという考えはありません。
目の前にあるものをひたすら食べていきます。
保護者は目を光らせておく必要があります。
ストップをかけて食事を下げれば残念がられますが、もともと満腹状態なのでそれ以上食べる事はありません。
過食の原因は?
別記事でも書きますが、ADHDの衝動性で過食というものがあります。
これは気が付いたら食べているという食欲への衝動が止まらないのです。
例えば、昼食を済ませお腹一杯だったとします。
そこでコンビニに寄ると、普通はお腹いっぱいなら軽いデザートくらい買うかもしれません。
ADHDの場合は、お腹が空いていなくても美味しそうという意識を持ってしまうと、
お弁当やらおにぎり等の主食を買って食べてしまうのです。
これは食への衝動性に負けて、買わないという抵抗が出来なくなり気がついたら食べたいものを持ってレジに並び、会計を済ませて食べた後に酷く後悔します。
後悔より満足度が高いパターンもあるかもしれません。
僕は昔からこのパターンです。
小学高学年になると、駄菓子屋にいき買い食いが止まりませんでした。
お菓子は1個10円だったので、お小遣いで大量に買えてしまうのです。
大人になると当然子供の頃より収入が増えるので、食べ物なら何でも買えてしまいます。
このせいで例えば13時に人と会う約束をしたにも関わらず、ちょっと時間があるからとついコンビニや食堂に入って食べてしまい遅刻するというパターンが多いです。
僕の場合、正直なところこれは薬(別記事で書きます)を飲む以外の対策はありません。
幼少期の頃は少食だったのに、なぜ急に過食になったのか?
旅行に行った先のホテルの朝食が全然食べられず、カメラを持ってきた親から
「せっかくカメラ持ってきて食べてるところを写そうと思ったのに」
とぼやかれたことを覚えています。
ADHDは先天性の脳機能の障害ですが、部分的に特徴が表れるのは8歳くらい~の時もあるそうです。
急に食欲が増したのは小学校に入学してからです。
続きは小学校編にて。